内閣府ベビーシッター補助券とは
内閣府の制度で、ベビーシッター利用の際の料金補助をするもの。
通常は、子ども一人あたり1日1枚、2,200円/回補助、月24枚まででしたが、コロナウイルス対応で2020年4月まで、月120枚までに拡大されました。
非常にざっくり言うと、安価にシッターサービスを利用できます。
勤務先を通じて受ける補助なので、まずはお勤めの組織に相談を
導入企業のリストはこちらにありました
また、2020年4月7日の更新で、個人事業主も対象になったとのこと!
詳細は続報待ちですが、朗報ですね。
申請から利用、補助金の受け取りまでの手順、ものすごく難解です。
シッター事業者のHPがお勧めで、キッズラインのHPがわかりやすいです。
https://kidsline.me/information/naikakufu202004
ご利用のシッター会社にも同様の案内があると思うので、参照をお勧めします。
一次情報である内閣府のページは、難解すぎました。。。
気を付けるべきポイント3つ
認定シッター会社でも、対象シッターは限られている
保育士などの有資格者で、特定のシッター会社の認定を受けたシッターに限られます。
私はこの点に気づかず、メイン/サブのシッターさんが制度対象外で使えずでした。トホホ。
プロセスはアナログで難解
詳しくはキッズラインなどシッター事業者のHPをご覧になることをお勧めします。
ここに載っていない、利用経験者として気づいた落とし穴ポイントは
シッター会社にて内閣府シッター券の利用登録が必要
勤務先から割引券をもらったら、シッター会社の登録情報を更新します。
※各社プロセスは違うと思うので、ご利用のシッター会社の案内をじっくりご覧ください
利用後でも大丈夫かもしれませんけどね。
コロナウイルス対応でシッター会社の皆さんも対応に追われているので、少しでもスムーズに進めたいところです。
割引券の記入が難解
割引券、勤務先・シッター・利用者それぞれに記入する欄があります。
初回は全員不慣れなので、往々にして記入間違いや不足が発生します。
私の場合は、勤務先人事からもらった際、名前の間違い、捺印漏れなどがありました。
これ、人事のせいじゃないですよ。。券が非常に難解なのです。
記入欄がランダムに配置されており、色分けなどが全くないので、とても難しいです。
キッズラインさんが分かりやすく色分けされた図をお借りします。
お願いしたシッターさんも、初めて記入するので、???という感じでした。
ちなみに、人事も自分も在宅で割引券がすぐに手に入らない場合は、後から遡って割引適用できるようです。お勤めの会社の人事にご確認くださいね。
割引券は半券がグルグル回る超アナログシステム
勤務先から正しく記入した割引券をもらい
シッターさんに記入してもらい
自分でも記入して
利用が完了したら、割引券の左半分を勤務先へ、右半分をシッター会社へ送ります。
決済時の割引ではなく、後から指定口座へ振り込み
シッター会社の利用はWeb画面やアプリが多いですよね。
そこで内閣府ベビーシッター補助券を利用すると登録しているので、決済金額から割引されると思いますよね。
でも違うんです。
ちなみに、通常はこの制度の割引額は、雑所得として所得税の対象になります。
3月の特例措置発表の時は、非課税が決定していました。参考:内閣府通達
4月はの課税措置はまだ公式に発表がないので、発表され次第こちらに追記しますね。
おわりに
非常に難解で、びっくりするほど煩雑でアナログなステップなのですが
この制度は、未就学児だけではなく小学校3年生までが対象です。
臨時休校や在宅勤務で大慌ての現在、非常に助かる制度ですね。
利用上限も拡大されていますし、様々なシーンで利用できます。
- 休校のお子さんと公園で体を動かしてもらう(人の少ないところでね!)
- 親が在宅勤務で仕事の間、自宅内で遊んでもらう
- 子どもの勉強を見てもらう(保けいこ、家庭教師)
- 子どもの食事作りなど、家事代行をしてもらう