子育てのゴールって何?
子育てのゴールって何でしょうか。
調べると、自立や自己肯定感の形成、というものが出てきます。
子どもは社会からの預かりものだから、子ども自身がひとりの人間として自立するのを手助けするのが親の存在意義なのかもしれません。
人間を育てるという責務重大な子育てにおいて、あれもいい、これも良さそう、と迷ってしまうのは親心。でも親自身が指針を持っておくと、迷いを減らすことができます。
我が家は、長男が2歳の時にマザーズコーチングを受けて子育ての指針を決めました。
受講のきっかけは忘れてしまったのですが、手探りで子どもを育てている中で、育児のよりどころにできるものを探していたのかもしれません。
受講から3年半経ったいま、この時の学びがいまも指針としてわたしの中に生きていると感じます。
子育てに不安を感じている方、マザーズコーチングを受けようか迷っている方に向けて、何かの参考になればと思いこのブログを書くことにしました。
我が家の子育ての指針
マザーズコーチングとは
マザーズコーチングとは
マザーズコーチングスクールは、お子様の将来のコミュニケーション能力のために、お母さんが学ぶコミュニケーション講座です。
代表はコーチの馬場啓介さん。著書「鏡の中のぼく 」を読んだことのあるかたもいるかもしれません。
「親」という字は「木の上から見る」と書きます。
親の役割は見守ること、つまり子供の心の根っこを育てること。
親自身の心と思考のバランスを整えて子どもを一個人として接することが、信頼を築くと教わりました。
わたしはベーシック・アドバンスをまとめて受講しました。
講座の詳しい内容は割愛しますが、興味のある方はぜひマザーズコーチングのHPを見てみてくださいね。
我が家の子育ての指針
我が家の指針はこちらです。
・自己肯定感があり、自分を信じられる。人を愛することができる。
・まわりにいる人を信じられる。友達がいて信頼できる。
・自分の頭で考えることができる。自分の意見を述べられる。
・健康(食事、運動)について正しい知識と実践がある
・自分の力で努力して叶える喜びを知っている
子育ての指針を持つ大切さ
日々の判断軸になる
ほめる子育てだ!いや自分で考えさせるためにスパルタだ!と親の判断軸があちこちにブレてしまうと、日々の行動も迷いだらけになります。
子育ての指針を持つことは、子どもをほめるポイント、接する態度、悩んだ時の指標、日々のモチベーションになります。
「自己肯定感があり、自分を信じられる。人を愛することができる。」
というゴールがあるので、わたしは基本的に全力で子どもの存在を受け入れるようにしています。
指針に沿って、その時やるべきことはおのずと決まってくるように感じます。
幼少期は、ひたすらに親が愛情を注ぎ、安心基地になること。
人を愛せるよう、人との関りをたくさん用意すること。
小学生になれば、自立のステージが進むので、親の取るべき行動は変わってきます。
まだ想像ができませんが、思春期になれば親のするべきことは大きく変わるでしょう。(親ができることはなくなる、かもしれません・・・)
判断軸となる指針にしたがって子どもと接し、何か違うなと思ったら更新していけばいい。
でも、更新するためにもまずは軸があると考えやすいなと思います。
親自身の自己肯定感につながる
子育ては、子どもが社会に巣立つまでの20年間という長い道のりです。
ステージによって喜びも大変なことも次々と変わります。
親自身も、はじめての親としての経験であり、いろいろなことが不安になります。
20歳のときにどうなって欲しいかという子育ての指針を持つことで
2歳、10歳、15歳のとき、親はどのような働きかけができるか?と分解して考えることができるようになると教わりました。
20年後の未来がすぐには見えなくても
日々の積み重ねがゴールに向かうと感じることができれば、親自身の自己肯定感にもつながります。
まとめ
長男が2歳の時に決めた子育ての指針。
20歳の時にこうなってほしいな、という子育ての指針を手帳に書いて、毎年意識しています。
長男が6歳の現在、わたしの日々の行動はここに根差していると感じます。
子どものお友達との関りをたくさん用意したり、春夏秋冬外遊びをテーマにたくさん体を使って遊んだり、健康的な食生活を実現するための自炊の仕組みを整えたり、子どもに達成の喜びを知ってもらうための接し方など、たくさんの行動がここから生まれています。
マザーズコーチングに出会い、わたしが大切にしたい価値観を言葉にすることができました。それを手帳を通じて毎年行動することは、心に深い満足感をもたらしてくれます。
マザーズコーチングの内容はとても良かったので、興味がある人はぜひ受講してみてくださいね。