ミッション・ステートメントを作りました。
#自分軸手帳 のマンスリーで#7つの習慣 に取り組んでいます
7月は「終わりを思い描くことから始める」
ミッションステートメントを書く月です様々な質問に答えながら価値観を深堀りし、自分の思考をまとめ直す経験
まだ荒削りですが
書き終えた感想は
「価値観が明確になり、楽になった!」です🔥 pic.twitter.com/bUsv4BImzy— ようこ@自分軸手帳部 (@Yoko_and_note) July 28, 2021
目次
7つの習慣 7か月チャレンジの概要
人生哲学の金字塔である『7つの習慣』。
コミュニケーションスキルやポジティブシンキング表面上の人間関係のテクニックではなく、誠意、謙虚、勤勉など不変の原則を重視する「人格主義」に基づく成功法則を、7つの「習慣」に落とし込んで解説された本です。
人生最高の本と讃える人の多い名著中の名著ですが、381ページと厚く、通読するだけでも骨の折れる本なのですよね・・。
そこで、自分軸手帳を使って、7か月かけて習慣を1つずつ実践に取り組んでみることにしました。
この記事は、7つの習慣に対してこのように感じている方におすすめです。
- 7つの習慣の内容を知りたい
- 7つの習慣、実践ってどうやればいいの?
- ミッションステートメントの作り方を知りたい
人生の究極の「終わり」
第2の習慣は、このような場面から始まります。
ひとりで心を落ち着かせる場所で想像してください。
あなたは、ある愛する人の葬儀に参列しています。
そこには故人の友人や家族が集まり、故人との別れと、故人と知り合いであったことの喜びをかみしめています。葬儀会場の前方に進み、棺の中を見たとき、そこに横たわっているのは、あなた自身。
これはあなたの葬儀の場面なのです。葬儀では、4人が弔辞を述べます。
その4人は、あなたにとって重要な役割を代表する人々。この人たちに、あなたの人生をどのように語ってほしいでしょうか?
あなたがどういう友人、仲間、親、配偶者、同僚だったと思ってほしいでしょうか。
第2の習慣:終わりを思い描くことから始める
葬儀の場で弔辞を述べる人とは、自分にとって重要な役割を表す人。
どう語られたいかとは、自分がどう生きたいか?を考えることです。
第2の習慣の最終目的は、個人のミッションステートメントを作ること。
このために様々な質問を通じて、自分の価値観を言葉にしていきます。
自分の毎日は、大事な役割と価値観につながっているか?
この忙しい毎日は、自分の人生の目的につながっているのか?
役割と価値観を念頭に置くことで、今日の行動が変わります。
重要な役割を決める
親、妻、会社員、子、友人、地域社会の一員、、挙げれば色々あります。
では、自分の葬儀で弔辞を読んで欲しいのは誰?
それは、夫や息子、ごく親しい友人など限られた役割の相手。
役割の全ての人ではありませんでした。
つまり、弔辞を読んで欲しい相手に挙がらなかったそれ以外の役割については…
力の入れ具合を変えて良いのだと気付きました。
弔辞で何を言って欲しいか?
それはつまり、私がその人たちとどう過ごしたいか、です。
第2の習慣 実践編
1. この章の初めで自分の葬儀の場面を思い描いたときに感じたこと、考えたことを記録する。
2. 少し時間をとって、あなたが果たしている役割を書き出す。そこに映る自分の 人生のイメージに満足しているだろうか?
どう生きたいのか考える
役割の次に考えるのは、価値観です。
実は、書籍では実践編の3つ目がいきなりミッションステートメントの作成です。
第2の習慣 実践編
3.日常から完全に離れる時間をつくり、人生のミッション・ステートメントを書いてみる。
そこで、自分の価値観を知るために、7つの習慣の実践ツールの質問を通して、やりたいこと、楽しいこと、得意なことって何だろう?と考えていきました。
自分が「こういうのっていいな」と思うもの、価値観の片鱗、よく出てくるキーワードなどがちょっとずつ見えてきた!
7つの習慣 セルフ・スタディ
⑮ミッション・ステートメントを作成する
- あなたの人生に良い影響を与えた人を思い浮かべてください。その人のどんなところを見習いたいですか?
- 大切な人々に囲まれている20年後のあなたの姿を想像してください。周りにいる人たちは誰でしょう? そのときあなたは何をしていますか?
- 2つの超高層ビルの間に、幅15センチの鉄の橋が渡されているとします。何のためならそこを渡ってもよいと思いますか? お金? 名声? 兄弟? 家族?
- あなたが心から勇気づけられたときのことを書いてください。
- もし1年が366日だったら、その増えた1日には何をしますか?
- 一日中、大きな図書館であなたの好きなことを勉強して過ごせるとしたら、何を勉強しますか?
- あなたを何に例えたらよいか考えてください。花、歌、動物など何でも結構です。なぜそれを選択しましたか?
- あなたにとってのヒーロー、またはヒロインを挙げてください。なぜその人を選んだのですか?
ミッション・ステートメントを作る
さあ、いよいよミッションステートメントの作成です。
ミッションステートメントとは、
信条あるいは理念を表明したもの。個人のミッションステートメントには、どのような人間になりたいのか(人格)、何をしたいのか(貢献、功績)、そしてそれらの土台になる価値観と原則を書く。
ミッションステートメントの紆余曲折
この1か月を終えてなんとかミッションステートメントを書いたのですが、完成するまでにはたくさん回り道をしました。
役割から考えてみたミッション・ステートメント
ミッション・ステートメントの形式や長さは自由。
最初に私が作ってみたのは、「自分にとって大事な役割」ごとのミッションステートメント。
母、妻、会社員、などの役割ごとにありたい姿を書いてみました。
- 母親
家族は最高のチームであり、私は子どもに惜しみない愛情を注ぎ… - 妻
夫は私の最高のパートナーであり、最も大切な家族の基盤を支える… - 子
両親は私を育ててくれた礎であり、注いでくれた愛情に感謝し… - 友人
友人の輪の中に楽しみと幸福がある… - 奉仕活動
自分の人生に舵を持つための場を情熱とともに提供し… - 仕事
組織としての成長、組織への貢献を目指し…
本にもこのように記述があり、すぐにできるものではないと思っていたものの、それにしても違和感がありすぎる…。
ミッションステートメントは一晩で書けるようなものではない。
完成してからも定期的に見直し、修正を加えたくなるだろう
そこで、助けられたのがこちらの本。
13歳向けですが、7つの習慣の大切なエッセンスがしっかりと凝縮されています。
原則を中心に、役割を外側に置いた円の形にしてみると、ずいぶんしっくり来るようになりました。
原則ってなんですか?
「原則を中心に」。
7つの習慣では非常によく出てくる表現です。
しかし、原則について具体的に体系的に解説された箇所は見当たりません。
自然界に存在する引力の法則などと同じように、人間社会にもまた、時間を超えて不変であり異論を挟む余地のない、普遍的にして絶対的な法則があるのだ。
原則について調べまくった結果、こちらのブログに大変助けられました。
同じように迷われる方の参考になりますように。
書き上げたミッション・ステートメント
ミッション・ステートメントを作る道のりは簡単ではなく、役割、原則について何度も考え、行きつ戻りつの繰り返しでした。
しかし、時間をかけて本の実践編の課題を考えたり、7つの習慣セルフ・スタディ の問いに答える中で、自分の価値観が少しずつ言葉になっていきました。誰かの言葉や借り物の目標ではない、自分だけの価値観が自分の中から現れてきたように思います。
おまけ
下書きのノート。
付箋だらけになりました。
自己宣誓書
ミッション・ステートメントを毎日にリンクさせる
自己宣誓書とは、ミッション・ステートメントに沿って生きるためのイメージトレーニングです。
右脳の力を使って「大切な価値観に従って過ごす毎日はどんな感じ?」と想像してシナリオを作っておきます。
自己宣誓書のポイントは5点。
- 個人的な内容である
- ポジティブな姿勢が表現されている
- 現在形で書かれている
- 視覚的である
- 感情が入っている
子どもたちが興味の翼を広げて没頭し、瞳を輝かせているとき。(視覚的、現在形)
私は自分の「スケジュール通り進めたい」という欲求を手放し、愛情を持って彼らの可能性を解放することに深い喜びと満足感を覚える。(ポジティブ、感情、個人的)
3日目くらいからはついうっかり以前の自動操縦の自分に戻ります。これが意識せずにできるように定着するまで、繰り返し自己宣誓書を眺めて「どんな人生を生きたいか?」刷り込んでいきます
すべてのものは二度作られる
すべてのものは、まず頭の中で創造され、次に実際にかたちある ものとして創造される。 第一の創造は知的創造、そして第二の創造は物的創造である。
7つの習慣には、このような理解が難しい、抽象的な表現が多く出てきます。
なんとなく読んでいると、分かったような気持になり読み飛ばしてしまうのですが、「実践編」をいざ本当にやってみると、「こういうことか…!!!」と腹落ちする瞬間が増えてきます。
「すべてのものは二度作られる」も、分かったような気持ちでいたのですが、
どう生きたいのか?ミッション・ステートメントを定めて
どう行動するのか?自己宣誓書でシナリオを描いておくことで、刺激に対して反応を選ぶことでき、「こうありたい」と決めた自分でいられる確率が格段に上がると気づきました。
まとめ
最後までお読みくださり、ありがとうございます。
第二の習慣を終えて感じることは、
心に道しるべを持つと、楽になる
ミッション・ステートメントなんて自分に作れるのかと半信半疑で始めた2か月目。
自分の中から価値観を絞り出し、なんとか形になりました。
ミッション・ステートメントがあると、「やるか、やらないか?」「どちらを選ぶか?」と選択肢があるときに、判断軸にすることができます。判断軸を言葉にすることが、こんなに安定感をもたらしてくれるとは、驚きでした。
来月は、前半の「私的成功」の最後である「最優先事項を優先する」。
引き続き実践していきたいと思います!
\自分軸を育てる、仲間と育てる/