手帳が大好きなわたし。
自分の手帳のなかで一番好きなページが年間おでかけ計画です。
家族のおでかけを目標にするの?しかも数の目標に?!と驚かれますが、そうなんです。
家族の思い出は数ではありませんが、目標はマインドを変え、行動を変えます。
目次
年間おでかけ計画とは
写真を見れば一目瞭然ですね!
1年間、おでかけしたい場所を書いたリストです。
作り始めたきっかけ
子どもが生まれた頃から、家族で季節を楽しみたいと思うようになりました。
冬はいちご狩り、春は公園、鯉のぼりや七夕などの季節行事、夏は海・・など、憧れることはたくさんありました。でも、頭の中で「やりたいな~」と思うだけだと、なかなか実現しないんですよね。その季節が来た時には予約でいっぱいだったり、気づいたら逃してしまったり・・・。
その気持ちが最大になったのが2018年。
次男の出産もあり、頭の中の「家族でやりたいことリスト」はほったらかしでした。
いちご狩りや芋ほりなど、季節の収穫体験もできませんでした。キャンプに行きたいと思っていたのに良い季節を逃してしまいました。次男の妊娠出産で、長男には色々我慢をさせていたので、楽しませたいと思っていたのに、色々できなかったな・・と残念な気持ちになりました。
我が家のモットーは「春夏秋冬外遊び」。
2019年のお正月、夫と春夏秋冬外遊びするにはどうしたらよいか?を話していた際、夫から、「今年は年6回キャンプ、12回大型公園に行こう!」と大胆な目標が出てきました。
当時のキャンプ歴は2年に1度程度。12倍の6回?!と椅子から落ちそうになりました。
6回キャンプに行くためには、通年計画が必要になります。
そこから我が家は、年間おでかけ計画を作り始めたのです。
年間おでかけ計画の効果
この計画を作り始めて、良かったことは数えきれません。
2019年、年間家族おでかけ計画を作った効果
年6回のキャンプ、12回の大型公園に行くと決めました。
まずは仮の予定で年間おでかけ計画を書き始め。
結果、9回キャンプと6回旅行、30回以上大型公園で遊んだのでした。
3月頃、子連れ複数家族で行くともっと楽しい!と気づき、目標に「友達誘う」と追加。
保育園の長男親友3家族でキャンプに行ったり、わたしの友人10家族と子連れ旅行をしたり。
中でも、私の友人と、
・夫達のマニア趣味が共通(100㎞以上山中を走るウルトラトレイルランナー)
・長男達が超仲良し
という奇跡が起き 夫達の長時間の山籠り修行と、家族旅行を一緒にした 三方良しの夢のようなお付き合いができるようになったことは、驚くべきギフトでした。
2020年、年間家族おでかけ計画を作った効果
2019年に楽しかったことを中心に、目標をアップデートしました。
キャンプ8回、大型公園12回、CMOツアー(※)2回、友達と旅行6回です。
※我が家の虫育児担当、Chief Mushi Officer(CMO)と行く昆虫ツアーです。数家族のお客様と一緒に行きます。
3月からコロナが流行し、旅行にはかなり制限がありましたが
キャンプ8回、大型公園21回、CMOツアー3回、友達家族と旅行12回と、春夏秋冬外遊びを楽しむことができました。
年間おでかけ計画を作っていて良かった3つのこと
- 引き寄せが起きる
会社でキャンプ部ができた
仲良しのコミュニティでアウトドアグループができた
欲しいキャンプ情報が集まりだした
第1回目のキャンプをSNSに投稿、今年は6回目標と書いたら、周りの人が求めている情報をくれるように
これは偶然ではなく、妊娠したら街で妊婦さんをたくさん見るのと一緒。
アンテナの醍醐味です。 - 家族会議で行先を決めるのが楽しい
ふとした家族の会話も、夏にどこに行きたい?この間のキャンプはどうだった?次はどこに行こうか?と、おでかけ先を話し合う家族会議にかわります。
我が家の長男は6歳。
4歳の終わり頃から、「夏にお友達の○○と××と2回(2泊)お泊りでキャンプにいきたい」「恐竜を見に行きたい」など、希望を出すようになりました。それを叶えるために頭をひねるのも、また楽しいものです。
また、5歳になった頃には、「週末何しよう?」「お友達と遊ぶ日、どこに行くといいと思う?」と尋ねると、メキメキと提案してくれるようになりました。彼の提案に沿って遊び、その日の終わりに「あなたの提案のおかげで楽しかった」と伝えるようにしています。
外遊びを通じて、PDCAを回す力がついている・・といえるかもしれません(笑) - 「好き」が見つかり、育つ
好きなことを詰め込んでおでかけ計画を立てます。
「好き」に従ってリストを更新していくため、「我が家のものすごく好き」が凝縮したリストに成長しました。
そして、心から好きな遊びを繰り返していくと、このようなことがわかりました。
・遊園地が苦手で自力で地味に遊ぶのが好きと分かった
・夫が虫育児を爆発させ息子達が虫博士になった
・キャンプはテント泊ではなくキャンピングカーのほうが楽しい
・子どもの友達と旅行・遊び企画力がついた
これを偏りと捉えるか、好きを探求することと捉えるかは、自分次第。
わたしはもちろん後者です!
「好き」の自分軸がムクムクと大木に育つ過程で、我が家には次々に変化が起きています。
長時間労働の会社員だった夫、2019年にはアウトドア・虫育児を事業化したいと思い始めました。2020年1月にはライフワークを深める箱として会社を作り、2020年夏に独立。2021年には、「子どもたちが思いっきり遊べる基地を作りたい」と、山の土地探しを始めました。
夫が山を買うと言うので
— ようこ@自分軸手帳部 (@Yoko_and_note) February 11, 2021
土地の見学にきたよ
遊び場を作りたいんだって
川のほとりで
湧き水の流れる
少し起伏のある平らな土地
この土地は少し違うねとなったけど
不動産屋さんに色々話を聞いて
百聞は一見にしかずを体感
今年の我が家の最大のプロジェクトです pic.twitter.com/GYbl1itcGb
年間おでかけ計画のはじめかた
楽しむためのリスト、「こうじゃないと」の決まりはもちろんありません。
でも、お勧めの方法がいくつかあります。
わたしの友人のやり方で良いものも、ご紹介します。
- 1年間の連休の予定を確認する
見開きの年間計画で、連休をハイライトします。
ほら、このお休み、どこか旅行に行きたくなるでしょう?
口頭で「7月に連休があるよ」というよりも、目で見て分かりやすいので、家族の会話も弾みやすくなります。 - 春夏秋冬、季節ごとにどんなことがしたいか?
まずは夫婦で話し合い、仮置きで年間おでかけ計画に書いてみる
我が家の年初段階の計画。かなりラフです。
これを、月1回くらい見返しながら、リストをどんどん充実させていきます。
ある公園に2月に行ったら寒かったから6月にまた行こう!なんて、公園遊びにもPDCAが回ります。 - おでかけに拘らず、お正月のかるた、ひな祭りや豆まきなどのインドアの遊びを入れるのもあり!
- おでかけ計画を冷蔵庫に貼り、子どもたちの希望を募って、1つずつ叶える
- 年末年始の会話に
今年はあれが楽しかったね、夏になったらこれがしたいね、という会話が起こりがちな年末年始。
そうだね~^^で終わらせず、ぜひ年間おでかけ計画にメモしましょう!翌年もきっと楽しい年になりますよ。