手帳

心に一時停止ボタンを持とう~刺激に振り回されない自分になる~

こんにちは。
自分軸を育てる、仲間と育てる。
自分軸手帳の開発と、ユーザーコミュニティ自分軸手帳部を運営しているようこです。

ようこ
ようこ
家族の不機嫌に振り回される、人の意見にすぐ左右される、自分のネガティブな感情に飲み込まれてしまう。
そんな私が、『7つの習慣』から、とあるボタンを身に着けたら、とても楽しくなりました

2021年、7つの習慣チャレンジをしました。
名著『7つの習慣』を7カ月かけて、毎月1つ習慣を実践するものです。

第一の習慣「主体的である」に出てきた、反応を選択する=「一時停止ボタンを押して行動を選ぶ」を7カ月間実践した結果、「あれ?なんだか楽しくなった!」と感じるようになりました。

心の一時停止ボタンとは

7つの習慣の第一の習慣「主体的である」には、「反応を選択する」という概念があります。

反応的な行動とは、外部からの刺激に対して、直感的に反応を選択しています。これに対し、主体的な行動とは、刺激を受け行動を選択するまえに、一定のスペースを確保しています。

フランクリン・プランナー
「第一の習慣:主体性を発揮する(主体的である)主体と反応」より

刺激に対して反射的に反応せず、一時停止ボタンを押してどう行動するかを選ぶということ。
刺激と反応の間にはスペースがあるという考え方です。

ようこ
ようこ
家族の不機嫌に振り回される、人の意見にすぐ左右される、自分のネガティブな感情に飲み込まれてしまう。
これって全部、刺激に即反応している状態ですね

心の一時停止ボタンがあると生きるのがラクになる

7つの習慣チャレンジは、私の運営するユーザーコミュニティ、自分軸手帳部ちひろさんという方を中心に実践シェア会を行っています。

7つの習慣はすばらしい
でも「わかっちゃいるけどなかなかできない」ことでもあります。

7つの習慣のような思考習慣は、実践を通してこそ身につくもの。
一人では挫折しがちでも、一緒にチャレンジする仲間がいると続くと感じます。
「今日、一時停止ボタンを押せた!」「あの場面で一時停止ボタンが出てくればよかった・・・」などと、共通言語で話し合うことができるので、実践がずっと続いて身になっていきます。

私は仲間と一緒に数か月実践を続け、心の一時停止ボタンがついてきたかもと思う場面が増えてきました。
そんな私が、ボタンのおかげで楽しくなった生きるのがラクになったと思えた例をご紹介します。

  • 他人の不機嫌に巻き込まれなくなった
  • 他人ではなく自分のフィルターで世界を見られるようになった
  • 自分のネガティブな感情に向き合えるようになった

 

他人の不機嫌に巻き込まれなくなった

相手の感情に引きずられて一緒にネガティブな感情になることがよくありました。

子どもが荒れている時に反応的にイライラしてしまう。
パートナーが不機嫌な時に、私が何かやらかしたかと不安になる。
怒りを向けてきた相手に、防衛心から怒り返してしまう。

そんなときは心の一時停止ボタン
あっと思ったらぽちっと押して、刺激にそのまま反応しないように気を付けてみました。
すると、他人の不機嫌と、私がどう感じて行動するかを切り離せることが増えてきました。

自分のフィルターで世界を見られるようになった

他人が言ったことを気にしすぎることがよくありました。

相手の意見が正しくて私は間違っているのではと不安になる。
相手は何であんなことを言ったのだろうと延々と考えてしまう。

自分に非があったかと先回りして必要以上に不安になってしまう。

そんなときも心の一時停止ボタン
相手の意見と自分の意見が違うことをいったん受け入れ
相手はそう思った。自分はこう思う。を切り離し、その上でどうするかを落ち着いて考えられることが増えました。

自分のネガティブな感情に向き合えるようになった

ざわっと感じるマイナス感情をうまく言葉にできずに、無視して逃げることがよくありました。

未経験だから足がすくむ。
恥をかきそうだから怖い。
やらなくても済むなら逃げたい。

感情が沸き起こるのを止めることはできませんが、感情も刺激です。
「自分はこう感じている」という感情をいったんそのまま受け止めると、「じゃあこうしよう」と反応を選ぶことができるのだと気づきました。

結論:生きるのがラクになった

他人の不機嫌や言動、そして自分のネガティブな感情にいったん一時停止ボタンを押す。
この選択肢ができて、私はとてもラクになりました。

ようこ
ようこ
なんて便利なボタンなんだ!

番外編:心の一時停止ボタンが見つからない時もある

ある週末。
息子ふたりと楽しく出かけて帰り道、家まで300mのところで次男がとあるきっかけで怒り出しました。

4歳の次男はまだ言葉の語彙が少ないので、機嫌の悪い時は「ママきらい!ママばか!」と直接的な言葉で攻撃してきます。
暴言を吐きながら小雨の中逃走する次男を追いかけ、ぐったりしながら帰宅。

すると次男は、家にいた夫に対しては満面の笑顔で今日のお出かけの報告を始めます。

私は、自分が今日一日楽しく過ごしたことが最後の一瞬でリセットされたような虚しい気持ちになり、ムッとしてそのあとしばらく次男と話しませんでした。さらに「ママはあれが嬉しくなかった」と必要以上にクドクドと言い続けました。

ようこ
ようこ
ボタン…見つからなかった…

まとめ

心の一時停止ボタンとは、刺激に対して反射的に反応せず、どう行動するかを選ぶということ。

このボタンを持つことで、このような良いことがありました。

  • 他人の不機嫌に巻き込まれなくなった
  • 他人ではなく自分のフィルターで世界を見られるようになった
  • 自分のネガティブな感情に向き合えるようになった
ようこ
ようこ
刺激に振り回されないって、びっくりするくらい楽!
というか今まで刺激に振り回され続けていたんですね

 

やりたいことは、手帳に書いておく

わたしの使っている自分軸手帳のマンスリーページは、自由度が高くどんな使い方も受け止めてくれるデザイン。
最近は、毎月1冊、本と深く向き合うために使っています。

読書に対してこんな課題がありましたが、

  • 本を読んで「ああ、いいこと学んだ」ですぐ忘れてしまう
  • 学んだことを実践せずに、すぐに別の本に興味が移ってしまう
  • 読んだ冊数は増えるけど、たいして糧になっていない

マンスリーページで一か月じっくりと向き合うようになってから、本からの学びや気づきを、自分の成長の糧にできることが増えてきました

自分軸手帳部には、同じように好きな本を深読する仲間もいるので、良い刺激をもらいながら続けられています。

 

\自分軸を育てる、仲間と育てる/

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました!
心の一時停止ボタン、押してみたいなと思っていただけたらうれしいです。

ようこ
ようこ
手帳術や読書、Twitter @Yoko_and_note でもつぶやいています!