価値観を大切にして生きると誇らしい気持ちに満たされると学びました
第3の習慣「最優先事項を優先する」
1ヶ月取り組んだ内容を
付箋だらけのノートから手帳に転記「価値観を大切に生きる」
しんどいけど
歩むほどに心がスッキリしてくるとか言ってる内に
9月のチャレンジが始まる〜😂 pic.twitter.com/qiIl6qu2dE— ようこ@自分軸手帳部 (@Yoko_and_note) August 31, 2021
目次
7つの習慣 7か月チャレンジの概要
人生哲学の金字塔である『7つの習慣』。
コミュニケーションスキルやポジティブシンキング表面上の人間関係のテクニックではなく、誠意、謙虚、勤勉など不変の原則を重視する「人格主義」に基づく成功法則を、7つの「習慣」に落とし込んで解説された本です。
人生最高の本と讃える人の多い名著中の名著ですが、381ページと厚く、通読するだけでも骨の折れる本なのですよね・・。
そこで、自分軸手帳を使って、7か月かけて習慣を1つずつ実践に取り組んでみることにしました。
この記事は、7つの習慣に対してこのように感じている方におすすめです。
- 7つの習慣の内容を知りたい
- 7つの習慣、実践ってどうやればいいの?
- よく聞く「第Ⅱ領域」ってなに?どうすればいいの?
大事を小事の犠牲にしてはならぬ
第3の習慣は、この問いからはじまります。
質問1
現在はしていないが、もし日ごろから行っていれば、あなたの私生活に大きくポジティブな結果をもたらすと思うことを一つ挙げるとしたら、何だろう?質問2
同様に、仕事や専門分野で、ポジティブな結果をもたらすことを一つ挙げるとしたら、何だろう?
私生活では、もっと余白を持ちたい。
仕事では、もっと未来や戦略を考える時間を持ちたい。
それをしていたならば、きっと今よりも毎日を豊かな気持ちで過ごせる。
もっと未来につながることを積み上げられる。
ハッとしました。
つまり今の私は、ぎゅうぎゅうに余白の無い毎日を送り、目の前の雑事に追われているということ。
第3の習慣:最優先事項を優先する
行動を4つの領域に分ける
1日は誰にとっても24時間。
あなたはその限られた時間を、何に使っているでしょうか。
7つの習慣では、行動を4つの領域に分けて考えることを提唱しています。
第3の習慣の実践編には、この時間管理のマトリックスを実践するためのワークがあります。
自分がどの領域に時間を使っているか、事前に予想してから3日間記録を取り、予想と実績を見比べる。そして改善できるところがあるか考える、というものです。
時間管理のマトリックスを紙に書き、それぞれの領域にどのくらいの割合で時間を配分 しているか推測する。次に、三日間、実際に何に時間を使ったか一五分単位で記録する。最初に推測した割合と同じだっただろうか。時間の使い方に満足しているだろうか。何を変えればよいだろうか。
実際のログはこちら
そもそも何をどの領域に入れるか?は価値観によって変わります。まずそれを決めることが必要だなと感じました。
大切なのは第Ⅱ領域
言うまでもなく、大切なのは第Ⅱ領域。
第2の習慣「終わりを思い描くことから始める」で書いたミッション・ステートメントを実践し、人生のゴールに近づくためには、第二領域の活動こそが必要なのです。
そうは言っても第Ⅰ領域の「緊急かつ重要」や第Ⅲ領域の「緊急だが重要ではない」に追われている毎日・・・
大きな石から入れる
そこで、7つの習慣で提唱されているのが、「大きな石から入れる」こと。
「大きな石」とは、自分にとって大切な「最優先事項」のことです。
スケジュール管理より大切なこと
やることは無限にあって緊急も重要も押し寄せてくる。
仕事も家事も一生懸命効率化しているのに、時間が足りない。
生活の効率化やスケジュール管理をすれば、より多くの予定タスクをこなすことができます。
でもその先には、幸せがないのです。
それは、人生のゴールにつながる最優先事項を優先していないからでした。
「最優先事項」を優先し、量ではなく質を求めることが人生の充足につながると学びました。
価値観に基づく計画:役割と目標
では最優先事項を優先するためにはどうするか?
その方法のひとつが、第3の習慣の実践編のワークの一つ、「役割と目標を定める」です。
来週の計画を立てる。まず、来週の自分の役割と目標を書き、それらの目標の具体的な行動計画を定める。一週間が終わったところで、計画を実践してみて、自分の価値観と目的を日常生活に反映できていたか、価値観と目的に対して自分が誠実であったかどうか評価する。
自分にとって大切な役割と行動指針は第2の習慣で決めました。
それを具体的な行動にうつすために、目標ごとに1週間の計画を立てます。
目標を具体的な計画に
他人から見たら小さなものです【役割】母
【目標】誠実に向き合い、無限の可能性を解放する
【計画】けん玉をじっくり応援するでもね!
よそ見せずに片手間じゃなくけん玉をじっくり応援してると「私は価値観と目標に誠実に行動している」と誇らしい気持ちになったのです☺️
— ようこ@自分軸手帳部 (@Yoko_and_note) August 17, 2021
計画する時間は手帳で
私は元々月曜の朝の手帳タイムで、前週の振り返りと今週の計画を立てています。
この時間に「役割と目標」を書くことにしました。
そして前週の役割と目標を振り返り、価値観に基づいた行動ができていたかを振り返ります。
あと、大きな石からいれると意外なほど進むんですね。日ごろ自分がいかに小さい用事ばかりに気をとられているのか分かりました・・
人の力を借りる
すべて自分でやらなくてもよい
役割と目標を決めて計画する中で、実際の行動には2つの選択肢があります。
ひとつは自分ですること、そしてもうひとつが「人の力を借りる」という方法です。
人の力を借りる際には、手段ではなく結果を重視し、信じて任せるのが良いのだそうです。
人の力を借りるポイント:全面的なデリゲーションとは
信じて任せ、人の力を借りるには5つのポイントがあります。
- 望む成果を伝える。手段は任せる
- 守って欲しい基準やルールを伝える
- 相手が使える資源(お金、助力、道具など)を伝える
- 成果を評価する基準や進捗報告の頻度を決めておく
- 結果として何が得られるかを伝える
やり方を指示されるより、どんな成果が欲しいのか教えてくれたら自分で考えられる。
ルールや、してほしくないことがあるなら先に知りたい。
使えるサポートがあると知るのは助かる!
どうなったら成果なのか予め分かっておきたい。
自分にとっての努力の意味が分かればやる気も湧いてくる!
実践例:自分軸手帳部 部員さん主催イベント
私が運営する自分軸手帳部では、「部員さん主催イベント」というものがあります。
自分軸手帳を通じて得た気づきやあれこれを、話していただくもので、第2の習慣のミッション・ステートメントで書いた「一人ひとりが自分の可能性を解放し、自分らしく生きることを応援する」の方法のひとつとして行っています。
これを、全面的なデリゲーションのポイントを使って説明すると分かりやすいのかなと思って試行錯誤したのがこちらです。
- 望む成果を伝える。手段は任せる
部員さんの手帳を通じた試行錯誤や知恵、自分軸手帳部で教えてください!
(ただし自分軸手帳に関する話題で^^) - 守って欲しい基準やルールを伝える
自分軸手帳に関する話題でお願いします。
特定の商品やサービスへの誘導はNGです。 - 相手が使える資源(お金、助力、道具など)を伝える
運営が、企画の相談、Zoomなどツールの使い方、イベント告知などサポートします。 - 成果を評価する基準や進捗報告の頻度を決めておく
イベント主催というと、「こんな内容でいいのかな、プロじゃないし」と不安に思う人は多いです。でもエキスパートでなくていいんです。(次の項目にも続く)
準備期間は、〇〇日前にイベント骨子、〇〇日前にスライド作成、開催後にフィードバックなどチェックポイントを決めています。 - 結果として何が得られるかを伝える
アウトプットは自分軸を育てる。
アウトプットすると「○○の人」として認知され、情報がどんどん集まって好きが深まります。プレゼンターが一番、得るものが大きいのです。
みんなのためになる。
仲間が挑戦する姿は「自分にもできそう、やりたい!」と思わせるもの。自分軸手帳部がもっと楽しい場になります!
つまり、自分にもみんなにも、良いことが起きます^^
まとめ
最後までお読みくださり、ありがとうございます。
第3の習慣を終えて感じることは、
価値観に基づく計画は、心を暖かく灯す
優先事項を優先しているつもりの、目の前の緊急や重要な用事に飲み込まれるような毎日。
でも効率的なスケジュール管理と価値観に従って生きることは全く違うものだと分かりました。
ミッション・ステートメントで決めた役割と目標を実践する毎日は、こんなにも誇らしく充足感があり、心が穏やかになるのだと驚いています。(はい、毎月驚いています^^)
\自分軸を育てる、仲間と育てる/